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SEIICHI DENDA
1931
11月23日ご誕生 長野市
2023
9月10日ご逝去.享年93
我が国の半導体ならびにエレクトロニクス実装技術における研究・開発の先駆けとなり,その発展に尽くされ,とくに実装技術の開発と教育に情熱を傾けられた,本会名誉理事の傳田精一先生が2023年9月10日、御逝去されました。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます
ここに傳田先生が歩んでこられた足跡、
本会との関わりをご紹介させていただきます。
傳田精一先生のご略歴
1931年11月23日 長野県長野市にて誕生.
1954年 信州大学 工学部 電気工学科 卒業.
1963年 工学博士号取得 (東北大学). 同大学新制論文博士制度の第1号.
1954 – 1971 電気試験所 (後に電子技術総合研究所を経て産業技術総合研究所).
1964 – 1965 カリフォルニア工科大学へ留学, Research Fellow.
1967 – 1987 国際ハイブリッドマイクロエレクトロニクス協会(ISHM Japan)設立.
1969 – 1985 サンケン電気. (1971)
1985 – 1995 小西六写真工業 (コニカを経てコニカミノルタ).
1988 – 1997 ハイブリッドマイクロエレクトロニクス協会(SHM)に改称.
1990 – 1994 東京工科大学 講師.
1998 – エレクトロニクス実装学会(JIEP)設立.
1998 – 信州大学 客員教授.
1999 – 長野工科短期大学校 客員教授.
1999 – 半導体・実装技術研究会創設(後に長野実装フォーラムに発展)
2007 – 長野実装フォーラム (NJF) 創設
日本で初めて、ICの試作に成功 (1960)
Transistor Lab., Electrotechnical Laboratory
海の向こうの新成果に刺激されて日本で初めてICの試作に取り組んだのは、旧工業技術院傘下にあった電気試験所のグループである。当時、電子部トランジスタ研究室主任(後に東京農工大学教授)だった垂井康夫氏が事の重大性に着目し、
研究員の傳田精一氏らと試作した・・
(下のリンク先から引用)
一般社団法人 半導体産業人協会 日本半導体歴史館 志村資料室 第Ⅱ部
日本で初めて大出力ハイブリッドICを発表
1979年5月
1980年 半導体パッケージに関する
日本初の国際学会(IMC1980)が開催
International Microelectronics Conference 1980
Sponsored by the ISHM Japan
1999年 日韓親善の第一歩を築かれた
長野実装フォーラム 設立の経緯
1999年7月
長野県工科短期大学校 教育研究振興会において
「半導体・実装技術研究会」を主宰
2007年まで、5回/年の頻度で開催
2007年4月
半導体・実装技術研究会を継承・発展させ、改称の上
「長野実装フォーラム」として発足
初代代表理事:傳田精一先生
長野実装フォーラム理事の橋本氏、宮代氏、西田氏による
ICEP2024「傳田精一先生追悼行事」の報告から
橋本氏に追記・編集していただいたものです。
故 傳田先生の想い出
傳田先生の想い出を綴っていただきました
名前をクリックするとページが開きます
フォーラム事務局にメッセージをいただけましたらここに掲載させていただきます。